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こんにちは。イケダハヤトと申します。ぼくは月に40万文字を書き続け、月に70万回閲覧され、金額にして約50万円を稼ぎ出しています(p.3)

こいつは出だしから強烈です。 さすがにプロブロガー、月70万PVは伊達じゃないなという思いがします。しかし、本書はそんな強烈さとは裏腹に、現実的な目線で、実践的な内容となっていました。タイトルにマル秘文章術とありますが、1つ1つ地道な工夫の積み重ねこそ、多くのアクセスを支えていると想像します。

テクニックの部分についてはぜひ本書を読んで頂くとして、今回はイケダさんが「おわりに」で書いている次の一文をちょっと取り上げます。具体的には、ブログを書くにあたって、「時間」というリスクをどう考えるか?ということです。


【時間というリスク】

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photo credit: Βethan via photopin cc

一方、「書く」という方法であれば、元手もいらず、誰でも始められます。ノーリスク・ハイリターンなのです。書いて減るのはあなたの時間だけ。時間を投資することで、確実にリターンが得られる。それが「書く」ということなのです。(p.265)

イケダさんは「書く」という行為を投資にたとえています。投資といえば株や不動産ですが、素人がヘタに手を出してもカモにされる可能性が高い。それに比べたら、「書く」ことはなんて素晴らしい投資だろうということです。


私はこの意見に賛成します。ただ1点を除いては。それは「ノーリスク」という部分です。書く行為は元手がいらないので、お金という面ではノーリスクでしょう。しかし、時間は確実に使います。例えば、私はブログ1記事を書くのに2~3時間を要します。ネタが難しいときはもっとかかることも。ブログは週3・4回更新しているので、週に10時間程度を使っているのです。

もし、10時間を他のことに使うならば。仕事の勉強、家族との団らん、人付き合い・・・かなり色んなことが出来ます。しかし、それを差し置いてブログに費やしているのです。これをリスクと言わずして何というでしょう。決して「ノーリスク」と言える話ではありません。



【もし、時間というリスクを解消出来れば・・・】

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photo credit: Creativity+ Timothy K Hamilton via photopin cc


しかし、イケダさんの場合は少し話が違うかもしれません。本文に次のような記載があります。

ぼくは1つの記事の執筆時間の目安を15分以内にとどめています。まとめ記事を書くときなどは1~2時間かけますが、原則は15分以内です。ふとした空き時間にサクッと書けるようになれば、それだけ書くことも継続しやすくなるのです。(p.120)

なんという速さ!1記事15分であれば、ノーリスクと言えます。しかし、15分というのはフツーのブロガーには難しいでしょう。ただの日記であれば書けますが、読者の役に立つような記事を、となるとけっこう厳しい。イケダさんは、日々のトレーニングこそ重要ということで、「自分のライティングスピードを測る」、「いい道具を使う」などを推奨しています。

こうしたトレーニングの結果、もしブログにかける時間を少なくできれば、ブログが大きな武器になります。特に、他に仕事がある方(私も本業は経理マンです)にとっては、仕事にさほど影響も与えず、なおかつ自分のメディアを持つことで、二足目のわらじを持つことができます。

パソコンの前で2~3時間、あーでもない、こーでもないと唸っている私の場合、ブログが生活の一部となります。よって、たとえリターンがあっても、時間というリスクが大きくなります。目指すべきは、ブログの質を維持したまま、ブログにかける時間減らしていくことです。


【まとめ】

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photo credit: Photosightfaces via photopin cc


本書を読み、

1.書く技術を身につけること
2.書く時間を減らそうとトレーニングすること


を実践していこうかと。ノーリスク・ハイリターンへの挑戦です。

本書にはそのほか、ご自身のブログに対する熱い考え方なんかも書かれています。なんというか、「書く」行為が世界を豊かにしていく!という思いが伝わってきて、ジーンと来ました。「おわりに」の部分にイケダさんの熱さが出ているので、ぜひ読んで欲しい。「書く」ことに携わる人へオススメの1冊となりました。


武器としての書く技術
武器としての書く技術 [単行本]



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