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photo credit: Joel Bedford via photopin cc


ささっと読めて、なおかつ役立つビジネス書ないか?厚い本じゃねーぞ!
 
ええ、ありますとも! 書評ブロガーの私が厳選に厳選を重ねて厳選し過ぎたオススメ5冊をご紹介致します!時間がない方、スキマ時間にちょっと読みたい方、ぜひどうぞ。

1.ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
2.「判断力」を強くする
3.日本人というリスク
4.「デキるふり」からはじめなさい
5.1日3分で人生が変わる セルフ・モチベーション



1.ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
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のっけから私は断言します。これほどまでに泣けるビジネス書は他にない、と。なぜなら、父親が息子を想う気持ちが、この本にぎゅっと詰まっているからです。

会社経営者である父が、社会へ出る息子に宛てた書簡が本になったというもの。父親がビジネスにおいて気を付けるべき点、身に付けるべき能力について、ユーモアを交えながらアドバイスしています。内容も良いのですが、訳者はあの城山三郎さん!であるため、いっそう面白くなっています。

私は霊魂の再来を信じないが、もし彼の地でそういうことがあるとわかったら、君の息子として送り返して欲しいと願うだろう。君の父親であったおかげで、すばらしい人生だった。(私の墓石にそう刻んでくれてもいい)。
愛をこめて。 父さんより (p.286)

ビジネス書であると同時に、父と子の絆を感じさせる1冊です。


ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 [文庫]



2.「判断力」を強くする
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人生は分かれ道だらけです。何もするにも選択、選択、選択・・・・朝メシに何を食うか、今日はバスで駅まで行くか否か、飲み会の誘いをどうするか、DVDレコーダー壊れたけど修理に出すか・新しく買うか、MacBookAir買うかどうするか・・・・若干個人的なネタを挟みましたが、とにかく「選ぶ」ことだらけなのです。

そんな時、何か指針になるものがあれば?判断するための拠り所にできますよね。それが本書なのです。

あなたはなぜ判断を誤るのか、という解説から始まり、正しい判断のための14の指針、果ては正しい判断のためのチェックリストまで!本書は「判断」に的を絞り、とことん解説してくれます。

もちろん、最終的に判断するのは自分です。よって、これを読めばいつでも正しい判断ができるわけではありません。ただ、思考の偏りや、因果関係の勘違いといったミスを避けることができます。判断するまでのプロセスに有効な1冊です。



「判断力」を強くする - 正しく判断するための14の指針 (ブルーバックス)
「判断力」を強くする - 正しく判断するための14の指針 (ブルーバックス) [新書]


3.日本人というリスク
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日本人である我々にとって、「日本人であることがリスク」と言われたらドキっとしますよね?本書は日本に焦点を当て、それまで聖域となっていた「不動産神話」「会社神話」「円神話」「国家神話」という日本人が信じてやまなかったものを一刀両断していきます。

多くの日本人は、長らく低迷している経済、借金が世界でもワーストの国家財政等をある程度理解しているはずです。しかし、そういったリスクに対し、具体的な対策を立てている方は少ないでしょう。私も「このままでは何となくヤバそうだな」と思いつつ、何もアクションを起こしていません。「国」の問題だけに、どうすれば良いのかよくわからないからです。

しかし、本書はそんな日本人に警鐘を鳴らします。そうやって見て見ぬふりをするのではなく、個人が状況をしっかりと理解し、リスクに備えて「経済的自立」をする方法を説きます。難しい経済の話を、具体的な数字や図解をまじえてわかりやすくしている本書。日本が置かれている状況をざっくりと理解するのに適した1冊です。



日本人というリスク (講談社プラスアルファ文庫)
日本人というリスク (講談社プラスアルファ文庫) [文庫]


4.「デキるふり」からはじめなさい
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「ふり」というと見かけ倒しのような気がして、ちょっとな・・・というそこの貴方こそ読んでほしい1冊!

はじめからスゴい人などどこにもいない。どんな偉人だって、最初は背伸びをしていたものなのだ。デキる人になるためのいちばんシンプルな方法は「デキるふり」からはじめること。自分の尊敬する人のマネをしているうちに、いつしかそれは「本物」になっていく。(本書まえがきより)

「ふり」から始めて本物になっていく、という主張が新鮮です。考えてみれば、誰でも最初は初心者。しかし、いつまでも初心者ぶっていたら何も任されません。「できます!」と言った人間にこそ、仕事が回ってきます。見よう見まねで良い、まずは「デキるふり」をして挑戦していくことが、我々を真の高みへと導いてくれるのです。

あ、ちなみに本書の文字はとっても大きいので、本当にさらっと読めちゃいます!グイグイ来ますよ。


「デキるふり」からはじめなさい (星海社新書)
「デキるふり」からはじめなさい (星海社新書) [新書]


5.1日3分で人生が変わる セルフ・モチベーション
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自分を上手くコントロールしながら、鍛えていくためのトレーニング本。
私は常々、若手ビジネスパーソンや学生に「自分探し」よりも「自分創り」の重要性を説いてきました。なぜなら、どこにも存在しない「本当の自分」を探すことに躍起になって、肝心の「自分創り」を怠っている若者が増えていると感じたからです。(p.3)

ドキっっ!!そ、そうですよね!自分は創るものです。理想の自分、なりたい自分になるため、具体的に何をすれば良いかが解説されています。私としては、

・「求められる自分」に打ち込め(p.25)
・アイカンパニーの社長になれ(p.97)
・競争心、嫉妬心を成長の原動力に変えよ(p.109)


のトコにグッときました。各トレーニングごと、2・3ページの構成となっているので飽きずに読めます。 ちなみに、著者である小笹さんが書いた『自分は評価されていないと思ったら読む本』もオススメです。厳しいことを言いつつも、本質を突いた言葉がやる気にさせてくれる本です。


というわけで、いかがでしたか?どの本も文庫サイズなので、さらっと読めて持ち運びにも便利です。お手軽にビジネス書を読みたい方、ぜひ本記事をとっかかりにして下さいね!



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