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photo credit: elbyincali via photopin cc
 
 
最近ふと思います。なぜ、ブログを続けているのだろう?と。当ブログは2012年12月に開設し、最初の三ヶ月は毎日、その後は2,3日に1回の頻度で更新してきました。最初のころは数行書いただけの記事もありましたが、最近は長文+写真というパターンで書いています。1日の中でブログに費やす時間は右肩上がりとなり、平日は1~2時間、休日は3~4時間費やすこともあります。
 
これだけの時間をかけ、いったい何を得ようとしているのか、真剣に考えたことはありませんでした。しかし、先日読んだ「ホームページを作る人のネタ帳」での記事において、「時間がリスクである」という言葉に出会い、私はとたんに怖くなりました。これまでの半年間、1日2時間をブログに費やしたとしましょう。すると、約360時間をブログだけに使っているのです。360時間あれば、他のたくさんのことが出来たはずです。いったい何のために、ブログを選んだのか?誰にも頼まれていないのに。 
 
 
 
・読者の役に立つため・・・?
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photo credit: e-magic via photopin cc

 
 
「プロフィール」でも書いているように、当ブログは読者の役に立つことを第一としています。しかし、それだけで説明ができるでしょうか?読者のためと言いつつ、読者から「ブログ書いてほしい」と頼まれたことはありません。一方的にブログを書いて満足していると言われれば、その通りと認めざるを得ません。

もちろん、ブログ更新を重ねるたびにアクセス数は増え、読んでくれる人がいることは十分に分かっています。しかし本当に読者の役に立っているかまでは、わからないのです。
 
 
・自分の中に解を求めてみる
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photo credit: khalid almasoud via photopin cc


結局、「読者のため」という大義名分を立て、そこにブログの目的を見出そうとしている自分がいます。読者への気持ちに嘘はありませんが、それだけでは不十分かと。自分の中にこそ、ブログを書き続ける目的があると思います。心の底をさぐってみると、次の3つが思い浮かんできました。
 
 
1. ブログはコツコツと積み立てる財産である
2. 自分を知ってもらうための手段
3. 生きてきた足跡を残す
 
 
 
1.ブログはコツコツと積み立てる財産である
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photo credit: Jeff Belmonte via photopin cc


皆さんは定期預金をしているでしょうか?毎月積み立てて、いつのまにかひと財産になっているという、ニクいヤツです。私は、ブログもこれと同じだと思うのです。日々、せっせと記事をアップし、だんだんと年月を重ねるにつれて素晴らしいブログになっていく。気づけば、ブログを通じて色んな人と知り合い、貴重な経験をもたらせてくれた・・・まさに財産です。私はまだ半年間だけしかブログをやっていませんが、それでもイベントや他のブロガーさんを通じ、これまでになかった刺激を受けています。
 
ブログ開始当初は、1日の訪問者が1・2人ということも日常茶飯事でした。誰もいない草原で、自分だけワーワー騒いでるイメージです。悔しいので人気ブログを読んで勉強しようと思い、様々なサイトを訪問しつつ、自分のブログも工夫していきました。不思議なもので、勉強のために他のブログを読み続けていると愛着が湧いてくるのです。そんな時にブログで「イベント開催のお知らせ」なんかあった日には、参加するしかない!と思うようになりました。私は稀代の小心者ですが、ブログが背中を押してくれたのです。

イベントで学んだことをブログに活かす、すると、他のブロガーさんから反応があるようになりました。その反応が嬉しくって、ますます記事に力を入れる。結果、少しずつアクセス数も増えていったのです。このサイクルは、まさに積み立てて殖やしていく貯金と同じなのです。
 
 
 
2.自分を知ってもらうための手段
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photo credit: striatic via photopin cc



自分という人間を紹介する場合、なにかしら「よりどころ」になるものがあった方が便利です。例えば勤めている会社。○○という会社にいて、△△という仕事をしています。休日はスポーツなどをして・・・というように、会社という「よりどころ」から紹介を始め、それを起点に話を進めていく。やりやすい方法だと思います。
 
しかし、もっと自分をアピールしたい場合、ブログが強力な手段となってくれるはずです。なぜなら、ブログはその人自身だから。会社のネームバリューではなく、個人のコンテンツで勝負する時代が来ていると思うからです。記事のネタはどうあれ、自分が考え、自分の言葉で書く以上、どうやってもブログには自分の色が出てきます。だからこそ、自分という人間を知ってもらうにはピッタリなのです。
 
私は正直、そんなに自己紹介が得意ではありません。何を話していいものやら、よくわからないですし・・・。他の人の自己紹介がバカ受けなのに、自分の時だけ盛り下がった日には枕を濡らしたものです(これはよくありがち)。ただ、最近は自己紹介にこう付け加えようと思っています。「ブログをやっているので、良かったら見に来て下さい」と。そう言って誰ひとり見に来なかったら泣きますが。自分を知ってもらう手段として、ブログは有効だと考えています。
 
 
 
3.生きてきた足跡を残す
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photo credit: Chi King via photopin cc

 
我々には寿命があります。寿命でなくても事故やら何やらで、命尽きる日が来ます。自分がこの世とサヨナラするときに悲しいのは、他者との別れはもちろん、自分という存在が消えることではないかと。寂しいものです。体は残らなくとも、せめて、考えてきたことぐらいは残したい・・・そんな思いがあります。
 
画家が亡くなった後に高い評価を得ることがあるように、当ブログも自分が亡くなった後に評価が高まったりして・・・おっ、はてブがスゲーことになってるぜ!みたいな、出来れば生きてる内にその光景を見たかった!・・・というのは言い過ぎですが、ブログという形で残るのは嬉しいのです。


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photo credit: www.josemiguelmartinez.es via photopin cc



以上、ブログを書き続ける理由を自分の中に求めてみました。多くの時間を割いてまで、ブログに注力するのは確かに怖い面もあります。

「選ぶ」と「捨てる」は同じです。私はブログを選びました。すなわち、その時間を使って得られたであろう”何か”を捨てたのです。しかし、それでもなお惹きつけられる。ブログと共に生き、ブログと共に滅びるのです。


脱線し過ぎた書評ブロガー シマより