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photo credit: Mr. Theklan via photopin cc


「今でしょ!」

 というキャッチフレーズ、すっかり定着しましたね。東進ハイスクールの林先生の言葉です。先日、本屋で彼が書いた本を見つけたので、早速読んでみました。「今でしょ」だけが有名になり過ぎて、肝心の人柄や考え方を知りませんでした。ま、しかし・・・こういう話題だけが先行しているような人の本は・・あんまり、参考にならな・・・


なめてました。


さすがに予備校のトップ講師だけあって、人の心をつかむことに長けているようです。とは言っても、本書は勉強法について説いた本ではありません。”物事のとらえ方を変える「人生の教科書」”(本の帯より)なのです。中でも、私の心に突き刺さり、意識を変えるきっかけとなった「逆算の哲学」についてご紹介します!

いつやるか? 今でしょ!
いつやるか? 今でしょ! [単行本]


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photo credit: Official U.S. Air Force via photopin cc


《「逆算の哲学」とは何ぞや!?》

 端的にいえば、「ゴールを見極め、そこからの引き算を考える」というもの。林先生の周囲には、「できる人」が多くいて、彼らと接する中でとある共通点に気づいたといいます。
いわゆる「できる人」は、今これをやって、次にこれをやってと、順番に積み上げて目標に近づいていくという感覚が希薄なのです。まず、先に物事が完成した状態、つまりはゴールを想像し、そこから逆算して、目標達成に向けて今なすべきことはこう、だからこうする、という感じなのです。 (p.78)                       

な、なんということだ!・・・

この時点で、私は自分が犯してきた過ちに気づいたのです・・・今コレ、次アレ、と積み上げていく姿はまさに私そのもの。そういやゴールなんだっけ?状態だったのです!! 


《なぜ、逆算することが大事なのか?》

成功には受験のように自己満足が目標になるものもあります。しかし、多くの場合、特に「大人」に求められる成功とは、誰かが満足した状況を作り出せるかにかかっていることが多いのです。(p.84)

な、なんということだ!・・・

我々が目指すべきは誰かを満足させること。満足させるために、今何をなすべきか、という思考法なのです。ふと思ったのは、ブログも同じではないかと。自分が書きたいものをただ書く(=自己満足)ではなく、読者を想定し、彼らが満足した状態を思い浮かべて記事を書く。大いに反省した次第です・・・。まずは成功のイメージをしっかりと。そこから逆算して、なすべきことを考える。順序が大切です。


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photo credit: woodleywonderworks via photopin cc


《5年後の自分を想像せよ!》

逆算はわかりました。しかし、いったい「いつ」の時点を目指せばいいんだい?という方へ。本書の答えは「5年後」です。


・・・しかし誰しもが、少なくとも5年後の自分の姿を想像することから逆算して、今日という日を生きる意識を持つべきなのです。こういう意識を持つことは、日々の忙しさや目の前の快楽に流されがちな人の背筋をシャンとさせてくれます。(p.89)

な、なんということだ!・・・

私は水をぶっかけられました。

5年後どころか、日々のドタバタに紛れて今日のことで精一杯になっていたからです。「5年後、自分はどうありたい」、なんて全く考えていなかった。何かこう、悲しい気持ちになったのです。毎日バタバタして、気がついたら5年経っていた、そこでもし、何も成し遂げていなかったら・・・考えただけでゾッとします。


《まとめ》

逆算の哲学。本書の言葉を借りてまとめます。


あの、世界を代表する映画監督であるスティーブン・スピルバーグ氏はこう言ってます。「ラストシーンから書く」―多くの賞賛、すなわち「満足」を獲得してきた巨匠ならではの、本質を知り尽くした言葉だとは思いませんか。(p.85)

日々に流されず、満足をイメージしてからの行動。ぜひ、オススメします!

ではでは、また。