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不安定な時代、長引く不況・・今の仕事で食っていけるだろうか?と不安に思うのはごく自然なことです。ある日突然、会社が倒産する、給料が生活ギリギリラインまで下がる、不本意な異動をさせられる・・・サラリーマンであれば、誰もがなり得る局面です。

しかし、だからと言って「不安だ、不安だ」と嘆いていても仕方ありません。大事なのは対策を講ずること。しかし、取り立てて特技のない自分はいったいどうすれば??そんな人に、参考となる本を見つけたのでご紹介を。

どんな人にも1つや2つ儲けのネタはある!
どんな人にも1つや2つ儲けのネタはある! [単行本]

本に付いていた帯にはこんな言葉が。
たとえ会社に勤めていても 自力で稼がなければならない時代がやってきた! 

この言葉で、私はふと、自営業の父を思い出しました。父は日頃から「稼ぐ」という考え方を大事にしていたのです。サラリーマンのように、安定した収入はないので、いかにしてカネを稼ぐか、が大事になってきます。父は仕事を成し遂げ、口座にカネが振り込まれたのを確認すると、「ああ、これで~ヶ月先までは安泰だな」という話をしていました。もちろん、不安定と言われればそれまでですが、自分の力で、自分の意志で、カネを稼ぎに行くという姿勢は見習いたいと思っています。

さて、本書の話に戻ります。内容はズバリ、「コンサルタントとして起業・成功するための方法」です。先行き不安定な時代、サラリーマンであっても収入の保障はない。そこで、起業・副業。オススメはコンサルタントです! ・・・という流れですが、他にも参考とすべき内容がいっぱいです。

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photo credit: Nicolas Fleury via photopin cc

●なぜ、コンサルタント?
コンサルタントと言えば、頭が良くてプレゼンが上手で・・・とにかく、優秀な専門家というイメージがあります。 しかし、著者は特に資格も所持していないのに、国内550社以上から依頼を頂いてコンサルタントの仕事をしているそうです。著者いわく、

コンサルタントといっても何も大仰に考えることはないのです。自分がその分野のナンバーワンである必要もありません。教わる人よりも少し上くらいのポジションにいればちょうどいいのです。  p.66

なるほど、ちょっと大げさに考えていました。日常生活において人に何か教えてもらうときは、もちろんデキル人に聞きますが、その人も決して専門家ではないです。デキル人の延長線上に、コンサルタントという職業があるのでは、と思いました。

●コンサルタントで起業・副業を始める3ステップ(p.70~)
1.キャッチフレーズを決める
2.ターゲットの一人に徹底的に奉仕する
3.ターゲットにあなたの良さを伝える

ふと思ったのですが、ブログの運営と似ていますね。キャッチフレーズについてはブログタイトル・サブタイトルがそれに当たります。ターゲットの一人に・・・というのは、ブログでよく言われる、「特定の人をイメージして記事を書け!」というもの。万人に向けた記事は、誰にも振り向かれない、というのと同じです。ターゲットにあなたの良さを・・・については、やはり役に立つ記事を載せる、ということでしょう。コンサルタントとブログ、通じるものがあったと考えた次第です。


●行き詰まったときに力をくれる起業・副業の処方箋
著者がクライアントから受ける様々な質問の中で、「目標をノートに書いても、トイレ掃除をしても願いが叶わないのですが、どうしてですか?」というのがあったそうです。よく自己啓発本で見かける、成功するための方法というものですね。著者もいろいろ試してみて得た結論は、

願う部分だけに頭が向いており、行動が伴っていないケースが大半なのです。(p.170)

願うことを頭から否定するのではありません。大事なのはバランス。

時間は万人に平等なので、一つのことに時間を割けばもう一方のことをやる時間は当然減ってしまいます。(p.171)
 
耳が痛い話です。時間は平等・・・願掛けもいいですが、肝心の行動が伴わなければ意味がないのですね。私が思うのは、何をやるか、ということより、何をやらないか、ということです。やらない時間を作り出し、その分を成し遂げようとすることに使うという・・・著者が言うように、バランスを考えていきたいです。

どんな人にも儲けのネタはある!事実でしょう。この本を読んで実感。オススメです。