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先日、「マツコ&有吉の怒り新党」の新・三大~のコーナーにて、藤子・F・不二雄らしからぬ異色な物語、について放映されてましたね。そこで紹介された漫画が実に面白かったので、ついつい買ってしまいました。

藤子先生の場合、伝説の名漫画「ドラえもん」のイメージが強すぎて、他の作品があまり印象に残っていません。しかし、これを読むといかに優れた漫画家だったのかがわかります。読んでいてドキドキするのです。SFというか、フィクションなのは十分にわかっているのですが、題材が身近というか、例えば核戦争など、実際に起こり得ることが描かれているのでページをめくる手が止まりません。
加えて、漫画のキャラクターは「ドラえもん」に登場しても違和感がないぐらい、先生の優しいタッチで描かれているので、ギャップにやられます。参った!

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・・・最近はビジネス書やら自己啓発本やら、すぐに役立ちそうな本ばかり読んでいる私。しかし、以前ブログで紹介した小飼さんの本にも書かれていましたが、色々な本(漫画を含む)を読むのが良いのだとつくづく実感しました。
思い返してみれば、「役に立つかどうか」を基準にして物事を決めている自分がいます。なんか食うにも栄養があって体によさそうなもの、テレビ観るにも勉強になりそうなもの、本は特にその傾向が顕著です。その方法も別に悪いとは思っていません。しかし、本当に役に立ったというか、人生の分岐点にて思い出すのは、何の気なしに読んでいた漫画の一コマであったり、日常で誰かが言った言葉であったりします。

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気が付いたら脱線していましたが、漫画を読みながらそんなことを思い出していたわけです。清濁併せ呑むではありませんが、少なくとも自分のモノサシを一つだけにしないよう、日々を過ごしていきたいと思いました。
ではでは、また。
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