*以前、アメブロにて投稿した記事に加筆し、お送りします*

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photo credit: Peter Gerdes via photopin cc


今日ご紹介するのは、購入して良かった本ベストテン(自分基準)に入る『ザッポス伝説』
 


私が購入したのは1年前ぐらいであっただろうか・・・かの青山ブックセンターにて取り上げられていたので、試しに買ってみた、というもの。(たしか、Amazonのランキングでかなり上位に食い込んだ本かと)
 

正直、ザッポスのことは何も知らなかったし、表紙に写っているお兄さん(実は、創業者のトニー)がちょっと良い人っぽいな、ぐらいしか思わなかった。が、実際読んでみると、ビジネス書としても、ストーリーとしても非常に面白かった。

 

ザッポスとは、アメリカのラスベガスに本社を置き、靴や衣料等を販売するオンライン小売社。1999年にトニー・シェイによって創業、2009年11月に12億ドルの評価額でアマゾン・ドットコムによって
買収された、という経緯を持つ。(本書の紹介文より)



本書においては、トニーの子供時代~ザッポス創業、現在に至るまでの出来事がわかりやすい文章で感動的に書かれている。ザッポスはカスタマーサービスを非常に重要視する会社であり、極めて顧客満足度が高い企業なのが特長。

また、個人的にはトニーが発見したという「ポーカー経営学」(本書p.113~)の記述がとても興味深かった。ポーカーを通じてビジネスを学ぶ、というもの。

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photo credit: rosswebsdale via photopin cc

「ポーカーとビジネスの似ているところがたくさん見えてきたので、ポーカーから学んだことでビジネスにも生かせることをリストにし始めました。 」 p.116

市場機会を評価する
・着くテーブルを選ぶのは、自分で決められる最も重要なこと

ファイナンス
・長い目でみるゲームであることを忘れない。一回ごとに勝ち負けはあっても、重要なのは最終結果である

戦略
・ゲームの仕方を理解しないでゲームをしないこと。たとえ大勢がそのゲームで儲けていても

カルチャー
・ゲームが好きであること。本当に上達するためには、寝ても覚めてもゲームと共にあることが必要 


「戦略」の部分におけるトニーの気づきは非常に重要かと。現在、株式市場が過熱しており、ちょっとしたミニバブルの兆しさえ見える。東洋経済の「会社四季報」が凄まじい勢いで売れているという話も聞く。しかし、本当にゲームの仕方を理解しているのか?皆が株式に投資をし、乗り遅れまいというだけでゲームに参加しようとしていないか?ここは考えておきたい。


と、いうわけで、ちょいと前に出版された本ではあるが、まだまだ輝きを失ってはいないかと。興味を持ったビジネスマンはぜひご一読をオススメします。


ではでは、今日はこのへんで、また。