*前にアメブロでブログを書いていた頃の記事を再アップしてみました。*

「運」について考えてみる。

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photo credit: Luz Adriana Villa A. via photopin cc


当ブログでもよく取り上げる「自己啓発本」において、「運」という言葉はあまり出てこない。運ではなく、勤勉に働くことが大切だと。1つ1つの積み重ねが、結果として大きな成功につながる、という考え方が多いかと思う。
 
が、しかし!
 
今日ご紹介の本は視点をガラリと変え、「運」こそが全てであると説く内容になっている。そういうのは嫌だと。努力こそが重要!とお考えの方も、ひとまず目を通して頂きたい。

私もどちらかと言えば努力を尊いと考える方なので、正直、本の内容すべてに同意できるわけではない。しかし、それでもなお、この本には惹きつける何かがある。


ちなみに決して怪しい本ではございませぬ。かの日経BP社から出版されているわけだし。著者のマックス・ギュンター氏は米国のジャーナリスト・作家であり、30冊近くの著作がある人物。


まず、運の定義から話は始まる。

運(名詞):あなたの人生に影響を与える出来事であるが、自分で作り出せないもの。(本書P.11より引用)

私としては「自分で作り出せない」という点にポイントがあると考える。だからこそ、本のタイトルも運と「つきあう」
となっているし、構成としても、いかにして幸運なポジションに立つか、ということに13もの方法を示している。

さて、この13の方法の中でなるほどと思ったものをいくつか紹介したい。


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photo credit: Eustaquio Santimano via photopin cc

 

・第2の方法「人の流れ」に飛び込む

この方法において、著者はかつて成功した女優の実例をあげている。いかにルックスが良く、魅力的であったとしても選ばれるのはほんのひと握り。ここでカギとなるのが、人と人とのネットワークになるという。普段から色々な集まりに顔を出し、自分が何者で、どんな仕事をしていて、何に関心があり、何を目指しているのか、知ってもらう必要がある。こうすることにより、運をグッと引き寄せる可能性が高まる。

考えてみれば確かにその通りで、人とのつながりを重視するのは当然であるとしてもその上で、自分を知ってもらう努力をする、というのが私にとっては新鮮であった。(休日となれば決まってゴロゴロしたがる私には耳が痛いが)


・第12の方法 いくつも同時にこなす

著者によれば、運の良い人は常に忙しくしているという。と、いうのも、彼らはいくつもの事業を同時にこなしているからだという。これは今、成功している事業が立ち行かなくなったときの保険にもなる。不運は予測不可能でいつ起こっても不思議ではない。よって幅広く手を出していたほうが、リカバリーが効く、というもの。


なるへそ、よく自己啓発本には困難には断固として立ち向かうとか、1つのことを極めるとか、本書の内容と逆のことが書いてあったりする。私としては、それも潔くてすごいとは思うが、様々な選択肢があった方が精神的にも良いのでは、と思う。(いろいろやって結局何も身に付かないのは私の得意技である)

と、かなり省いて紹介させて頂いたが、お決まりの自己啓発本に飽きたという人は新鮮で良いのではないかと。ときには、「運」について考えてみませう。
 

ではでは、また。