サボる時間術 (日経プレミアシリーズ)
サボる時間術 (日経プレミアシリーズ)

タイトルに興味を引かれて買ってみたこの本。
読む前は、てっきり「いかにして楽をするか」
という内容だと思っていました。

が、しかし!

そうではないと。
この本の主眼は、日々のこまごまとした作業など
=「こなす仕事」にばかり時間を割くのをやめ、
その分を、無から有を生み出す=「創造する仕事」
に当てよう、というものです。

そのために、自分の自由に使える時間=「サボる時間」
をある程度まとまった単位で確保する必要があるとのこと。

ナンダ、ホントにサボれる訳ではないのね・・・
などと思ってはイカンですよ。いかん。

ま、具体的にどう確保していくか
については本書を読んで頂くとして、
(へへ、、書くのをサボったわけじゃないっすぜ)
私が何より心打たれたのは、本書の「おわりに」でした。
筆者がこの本を書いた目的についてです。

・・・訴えたかったことはシンプルである。
「自分が大切に思っている、やりたいことを
できる限り全部やりましょう」これに尽きる。
何度も言うが、時間を管理し、時間を
つくることは手段であって目的ではない。
人生の目的はあくまで「幸せになること」
だと私は思う。
(p.190,191より引用)

ここから、著者は時間管理術を説きながらも
それを超越している、と思ったわけです。
原動力は、自己実現への強い欲求。
本当の意味でサボっている場合じゃねぇぞと。

楽をしてやるぜ~という邪な心で読んでみたこの本、
逆に気合いを入れてもらいました。