1997年刊行のこのマンガ。
ちょいと古いですが、内容は正に秀逸。
取り上げる人物の魅力もさることながら、
きっと綿密に調べたであろう著者への
賛辞を送りたくなる、傑作です。

中でも、大正時代に三井、三菱という
財閥をおさえて日本一の大商社となった
鈴木商店の話が非常に興味深いものでした。
「この日 鈴木商店は世界商業を制した」p.240
の場面では、正直、鳥肌が立ちました。

貿易年商は大正8年に16億円(当時のGNPの1割!!)まで達した鈴木商店ですが、借り入れを
台湾銀行に依存していた、等の事情もあり、
結局は倒産してしまいます。

これほどの商社が日本にあったという
ことを知らなかった私にとって、
このマンガは本当に勉強になりました。

ぜひ、皆さんにもオススメです。image